和洋折衷!茶道・禅に西洋文化を取り入れて楽しもう!

早いものであっという間に、今年も後半ですね。

今年2020年は新型コロナウイルスが流行し、今までの日常が大きく変わった方も多いでしょう。

ネガティブに変わった場合も、ポジティブに変わった場合も、変化は新しい時代の幕開けです。

それは茶道にもいえることです。

例えば、茶道というと正座をするイメージが強いでしょう。

しかし、それだけなく「立礼」(りゅうれい)と言ってイスとテーブルを使うスタイルもあります。

これは、文明開化で西洋文化が入ってきたからと言われています。

最初にこのスタイルをやろう!ということになったのは、実際に西洋人を招くためだったそうです。

今では、気軽に茶道を楽しむ方のためにこの「立礼」式は多いのです。

このようにして、新しい文化は新しい楽しみを生み出してくれます。

そこで、今回は、西洋文化や現代に合わせたスタイルの提案をします!

ぜひ、「これ楽しそうだ!」「やってみたい!」「むしろ、こうした方が面白そう!」と思ったら実行してみてくださいね!

1:和菓子は10月ならハロウィン、12月ならクリスマスを



現代においては、珍しくなくなったハロウィン。

近年ではハロウィンをモチーフにした和菓子が誕生しています。

もちろん、クリスマスをモチーフにした和菓子もあります。

2:掛け軸がないなら、看板や黒板を活かして



茶室には掛け軸が重要視されています。なぜなら、その茶会のテーマや思いを表現しているからです。

そして、掛け軸は床の間に飾ります。しかし、現代では和室すらないおうちもあります。

そこで、お茶会やパーティーのテーマや思いを表現したい場合は、簡単な看板や黒板を活かしましょう。

出入り口に飾っておくと、すぐに目につきやすいので分かりやすいです。

3:季節のお花などがない場合は、フラワーアレンジメントもおすすめ



茶道の茶室ではその季節や時期を楽しむために、茶花(ちゃばな)を飾ります。

しかし、そんな季節のお花が手に入らない場合には、フラワーアレンジメントも良いでしょう。

実際に、フラワーアレンジメント教室では季節に合わせて表現することもあるようです。

また、お茶には香りを楽しむため、あまりにも匂いがきつすぎるお花は好まれません。

なので、匂いのきついものはさけることが望ましいでしょう。

4:香合にはアロマを使いましょう



茶道には香合(こうごう)といってお茶の後に香りを楽しむことがあります。

基本的に、小さくまとまっているものなので、顔を近づけて楽しみます。

そのため、小さい箱か何かに入れるのがおすすめです。

香りは、あまり害のないアロマならば、気になる方も少ないでしょう。

5:茶道具は最小限で初心者向けのものを



茶道具といってもピンからキリまであります。

しかし、「茶道を始めてみたい!」「自宅でも抹茶をたててみたい!」と思ったら、まずは基本を押さえれば問題ありません。

お抹茶を点てることができる最低限の道具で十分に事足ります。

どれが良いか分からないという場合は下記の記事も参考にしてみてくださいね。

茶道具の選び方についてはこちら!

何よりも楽しむ心が大切です!

笑顔の女性の写真

あの千利休も「茶道をもっと多くの人に広めたいからもっと簡略化したものにしよう」という意思がありました。

それによって出来上がり、継承されているのが今の私たちがイメージする茶道です。

それでも、多くの人にとっての茶道のイメージは堅苦しく、修行があり、小難しいものです。

しかし、何事も楽しむ心がなければ続きませんし、やりたいとも思えませんし、発展もしません。

現代において、伝統的な茶道をじっくりと腰を据えて楽しむことができる人は一体どのくらいいるのでしょうか。

情報化社会となり、今までとは違った常識が浸透していく中で、変化を伴わない文化はおいていかれます。

そして、それは文化だけではないのかもしれません。

人間の生き方だってそう言えます。

例えば、洋服の洗濯だって川に行くことなく洗濯機で完了しますね。

食べ物だって自分から全ての食材を育てなくてもコンビニやスーパーに行けば、手に入ります。

どこかに行きたい!と思えば、色んな交通手段があって行くことができます。

今の例えは、極端であるにせよ、時代や環境が絶対に変わらないということはありません。

そして、それについていく人間が生き残っていくのが世の常です。

ぜひ、自分でも新しい何かをやってみる、取り入れてみる、というように楽しんでみてくださいね!

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