抹茶を点てるのを、ちょっと家で試したみたけど、難しい!
ふんわりとした泡の抹茶を作りたい! でも出来ない~
おけいこで抹茶が上手に点たない! 何かコツはあるのかな?
泡立つ抹茶は流派でいうと裏千家や和カフェなどのお店でよく見かけるものですね。絶対に泡だった抹茶が正解!ということもありません。
しかし、泡のある抹茶だと味がまろやかになったり、泡立つことで抹茶の栄養素であるサポニンを効率よく取り入れやすくなります。
サポニンは、髪の毛やまつげなどの気をよりつややかにしてくれる効果があるようです。せっかく飲むならば泡がたくさんふわふわが良い!という場合には、抹茶の泡を上手に点てるには、少し準備とコツが必要です。
目次
1:まずは、抹茶のダマをなくす
よく売られているものは、確かに粉になっていますが、ダマになっていることも多いです。ダマになっていると点てづらく、味もまばらになります。
ぜひ、抹茶はこしてから準備をしてください。裏技として、茶こしがない場合は、目の細かいザルを使う場合もあります。(ただし、やはり専用の方がやりやすいです。)
2:温度とお湯の注ぎ方はベストを目指す
ではここから、必要なものもご紹介します。
<必要なもの>
1:ポットややかんなどのお湯を湧かすもの
2:お茶碗(初心者が点てやすいお茶碗がベスト)
3:スプーン(ティースプーンがベスト)
4:抹茶
5:茶筅(抹茶を点てる道具)
6:食べたいお菓子(家にあるものでも代用可能です。)
<きめ細かい泡がある抹茶を作るコツ>
1:抹茶の量 約1.5g
2:お湯の量 60cc
3:お湯の温度 70度~80度
4:お湯の注ぎ方 茶碗の内回りから包み込むように
5:茶筅 手首を意識する
6:泡立て時間 10秒くらいまで
このポイントを守るとより泡がふわふわになりやすくなります。また、茶碗も、できれば茶道のもので初心者向けがより良いでしょう。理由は、茶道茶碗とは茶道のために作られているため、抹茶を泡立てやすく美味しくさせる構造になっているからです。
他のティーボールと比べて見ても、サイズや手触りなども違うはずです。茶道茶碗の方が茶筅が振りやすく、内面もざらざらしていて空気が入りやすく、泡立てやすくなっています。
3:簡単に抹茶を点てる!10秒間の手首体操を紹介!(完全オリジナル)
ここでは、上手に御抹茶を点てることができる簡単なステップをご紹介します。これは、私が考案したものです。
<簡単にお茶を点てる5つのステップ★キレイにお抹茶を点てる!10秒間の手首体操★>
1:立って、きき手に茶筅を持ちます。
(この時に、茶筅は卵を軽く持つように優しく持ちます。)
2:きき手をななめ45度に出します。
3:反対の手を肘下で軽く支えます。
5:手首だけを上下に素早く振ります。
→これを10秒数えます。
この手首だけを素早く上下に振ることが、美味しいきめ細かい泡の抹茶を点てる秘訣です。ぜひ、試してみてください。
抹茶が綺麗に泡立つ魔法の便利ツールをご紹介!
「お茶会で多くの人にたくさん同じクオリティで抹茶を点てないといけない」
「手首が痛くてそんなに上手にできない」そんな困った状況はよくあることです。そんな時には、便利なツールがあります!今回、ご紹介しますね。
・5,6秒程度で細かい泡立ちのおいしい抹茶が点てられる!電動泡だて器
なんと、乾電池と茶筅があれば抹茶泡立て器になる優れものです!茶筅をはめ込んで使うので、きちんと味も美味しいままです。ただし音が小さくはないので、お客さまの前でやるというよりも、自分で楽しむ、または水屋などの裏方で業務をこなすには最適です。
しかも、たった5秒で手首を痛めずにできるので、人数の多いお茶会やお店で出す際にはかなり重宝もしますね。手首が弱い、または体力があまりない高齢の方にも好評です。
毎日でも飲みたい!抹茶の効果
抹茶は食物繊維がとても豊富にあり、様々な成分が身体にも美容にも良いといわれています。昔は薬としても扱われたくらいですから、毎日少しづつでも取り入れると、抹茶の効果や効能の恩恵を受けることができます。
例えば、一部成分のご紹介をします。
と言われています。また脂肪の吸収を抑制して、脂肪を分解する酵素の働きもあります。
・サポニン(これは、泡を点てて飲むとより効果的に摂取できると言われています):美肌効果、髪の毛などといった毛をつややかにする、などです。
楽しみながら抹茶ライフを送ろう
抹茶は心身ともに健康的になるツールです。ぜひ、楽しみながら取り入れてみてくださいね!