茶道で得られる!毎日が楽しくなる3つの秘訣

茶道ってやるとかっこいいけど、その他にどんな良いことがあるのかな

茶道にはお茶を飲むだけでなく、作法を学んだり、歴史や文化を学ぶことが出来ます。

従来の茶道教室は、お茶会をひらくこと、お茶会に招かれることをゴールに訓練を重ねていきます。およそ80%以上がその訓練をする時間になります。

しかし、現代社会において、お茶会をひらくことや招かれることってなかなか日常生活にはないですよね。

そこで、私は茶道の要素の中でも、「自分の人生がより楽しくなる」ということを目的にお伝えします。

特殊な経験や知識だけあっても使うことがなければ、それは宝の持ち腐れになってしまうのでは、とも思います。

そこで、私は茶道の中身の文化や歴史、精神性などを大切にして、作法を簡単にする「おもてなし茶道」というものを独自に作りました。それは、特にある2つを大切にしています。

1:お茶を作ったり、相手に振る舞うことが簡単にできて楽しむこと

2:人生をより楽しむために、豊かにするために、茶道の知識を使うこと

(例えば、茶道の歴史、作法の意味、考え方、独自の価値観などです。)

これは、従来の茶道を活用しています。また、おもてなし茶道も従来の茶道も得られるポイントは、3つあります。

茶道から得られる3つのポイント

1:相手へのおもてなし、おもいやり

・茶道の作法
作法の具体的な手順は、合理的で美しく、相手を大切に思う心を示すように構成されたものです。

例えば、日常でも活用できる作法を少し紹介します。お辞儀の仕方は、「背筋をまっすぐにのばす、指先を揃える、丁寧に扱う」。ドアの扱い方は、「丁寧に開閉する、乱暴に扱わない」。

みんなで使うお皿の扱い方は、
・手でプレートを持ち上げて頭を下げる(感謝の気持ちを態度で表す)
・次の人が使いやすいように丁寧に扱う

茶道のマナーを日常に取り入れると、丁寧にゆっくりな態度→良い気分になる反応→結果的にみんなが居心地良いからです。このように、お互いにとって心地よい状況を作り出すことができます。

お互いが心地よい空間を作り、その関係性を保つように考えて行動するのは、とても気持ちが良いものです。

・茶道の茶室
ホスト側にもお客様側にも居心地が良いようにキレイにします。さらに、道具やお菓子を使って、その時期や季節に合わせた演出をして楽しませることができます。

茶室はいつも清潔で最低限の道具を取りそろえて、片付けを徹底的にします。なぜなら、その方がおもてなしに集中できますし、無駄なものがないことで、そのものが持つ価値や美しさがより引き立ちます。

それは、ただお茶会を開催している人や来てくれる人だけでなく、道具を作ってくれた人や和菓子を作ってくれた人にも尊敬と感謝を表すのです。すべて何も無駄なくあることで成り立っているということを実感することができます。

2:日々が楽しくなるように、心が豊かになる

・茶道のお茶会
お茶会では毎回、季節や行事に合わせてテーマを決めます。どのような人を呼びたいかなどを決めることもあります。

当たり前のことですが、同じように季節は巡っても同じ時間というものはまた巡ってきません。お互いに1度しかない人生と時間を使っている、これを意識しながらその時を楽しむ企画を用意するのです。

・茶道の道具
茶道の道具は季節やお茶会のテーマに合わせて組み合わせるものが変わります。まるでファッションを楽しむかのようにアレンジをしていきます。

時には、茶道の道具というものでなくても代替え品を使ったり、自分でデザインやアレンジをしたりすることもあります。何よりもその時を一緒に楽しみたい!という気持ちが一番ですね。

3:先人の教えから学び、より良い人生を歩む

笑顔の女性のの写真

・禅の考え方
元々、僧侶からお茶が運ばれてきたこと、修行としてとらえることができることから結びつきがあります。

禅の基本的な考え方は、「 自分を信じること、「本当の自分」を知ること、自分らしくあること、ありのままの自分を生きること」というものです。

例えば、「即今当処自己」(そっこんとうしょじこ)という禅語もあります。これは、即今(そっこん):今を生きる、当処(とうしょ):ここで生きる、自己(じこ):自分が生きる、という意味です。

これを常に意識することができれば、過去に後悔し、未来を不安に思うことは少なくなり、今をとても大切に生きていくことができます。大切なのは、今この瞬間です。

また、「一期一会」という禅語は茶道の考え方から派生したものです。それは、2度と同じお茶会はなく、そのお茶会で出会う人々との出会いも2度と同じものはありません。

「一期」は仏教語で、人が生まれてから死ぬまでの間のことを意味します。「一会」とは、人々が1回だけ会うということです。

一期一会とは、すべての人との出会いは大切にするべきだという意味です。まるで、たった1回きりの人生の中で1度しか出会えないほど、貴重だということのたとえです。

1つ1つの出会いを自分の意識によって大切にできれば、きっと素晴らしい出会いへと繋がっていくことができます。

色々なことに惑わされずに、目の前のことを大事にしながら自分の気持ちに素直になって行動し、生きるという意味です。茶道の心のあり方、歩み方でもあります。“今ここにいる自分”へ集中して意識を向け、所作に丁寧にしていきます。

・茶道の歴史

どのようにして茶道が成立したか、なぜ今の茶道があって日本人という独特の感性を持つのかを知ることで、より深く日本を理解できます。

例えば、そもそもはお茶は中国・インドから輸入したものです。そこから様々な歴史があり、今の日本の茶道が成り立ちました。

しかしながら、昔の名残というものは、もちろん残っています。例えば、「お茶は点てる」と言います。「作る」とは言いません。なぜなら、そもそも「点茶」という中国語が由来しているからです。

また、お茶を飲むことは「服する」とも言います。これは、昔、お茶が薬の扱いだったためです。今でも日本語で「薬を服用する」と言います。それほど、お茶が身体に良いということです。

いかがでしょうか。色んなことを知っていくと、様々なことにも興味を持つことができより探求し、知識を得ていくことであなたの世界が豊かに拡がります。

このように、茶道を通じて自分の人生のより楽しく生きるヒントを得ることができます!ぜひ、一緒に茶道を通じてもっと人生を楽しんでいきましょう!

<茶道をもっと知りたくなる!おすすめ文献ピックアップ>

初心者のための入門書

「茶道って敷居が高くてよくわからない」「ちょっと茶道の世界をのぞいてみたい!」「とりあえず、お茶会に行ってみたい!」という方にとってもおすすめな1冊。とにかく、難しいことなし、何より楽しむことが重視されています。>>お茶のすすめ: お気楽「茶道」ガイドはこちら

 

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