世界には、「お茶」を指す言葉について面白いことに気づくかもしれません。
日本では「オチャ」、インドでは「チャイ」。 でも英語では「ティー」、フランス語では「テ」です。
なぜ世界のほとんどの言語は、この2つのグループ「ティー」と「チャ」のどちらかに分かれるのでしょうか?
実はこれは古代の貿易ルートの地図そのものなのです。
それはお茶が陸路で来たか、海路で来たかによって決まります。
目次
1. 陸のルート:「チャ」「チャ(またはチャイ)」
この発音は、中国大陸(広東語や北京語など)の発音がルーツです。
数世紀前、お茶はシルクロードを通って中国から外へ旅立ちました。 商人はラクダや馬にお茶を載せて中央アジアを横断しました。彼らは中国北部や中央部の人々から名前を学んだため、「チャ」という音が葉っぱと共に広がったのです。
これが、陸路でつながっていた国々――日本、ロシア、インド、中東、アフリカの一部――が「チャ」や「チャイ」と呼ぶ理由です。
2. 海のルート:「ティー」
この言葉は、福建省(特にアモイ周辺)で話されている閩南語(ビンナン語)という特定の方言に由来します。
この方言では、「茶」を「テ(Te)」と発音します。
17世紀、オランダの商人たちが福建省の港に到着しました。彼らはシルクロードではなく、船を使いました。彼らは地元の方言である「テ」という言葉を学び、それをヨーロッパへ持ち帰ったのです。 どこへ伝わった? オランダ人はその言葉を近隣諸国に広めました。
これが、イギリス(Tea)、フランス(Thé)、スペイン(Té)、ドイツ(Tee)などがこの発音を使う理由です。
その後、ヨーロッパの入植者たちがこの言葉をアメリカ大陸などへ広めました。
結論:文化には歴史あり
たった一つの単語で、私たちの祖先がどうやってお茶の貿易をしていたかという歴史や文化を教えてくれます。
ぜひ、海外に旅したときに、お茶を飲みたいときは、「チャ」か「ティー」で飲めますね。
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